働く国によっては資格が必要

具体的に海外で働くことを視野に入れ始めたネイリストが考えなければならないのが、ライセンスに関することです。
日本にもネイルに関する資格は存在していますが、これらはいわゆる民間資格と呼ばれるもの。
それがなければネイリストを名乗ることができないわけでもなく、お客様に対してネイルの施術を施せないというわけでもありません。

しかし、海外では国や行政がライセンスを発行しており、これを取得しないとその国や地域でネイリストとしての仕事をすることができないケースも少なくないのです。
もちろん、国などによってルールが異なるので、自分が働きたいと考えている場所のルールを確認した上で遵守する必要があります。



例えば、アメリカでは州ごとにライセンスが異なっており、当然、働くお店のある州の免許を取得しなければいけません。

オーストラリアにはネイルに関する国家資格があるので、もしこのエリアで働くことを望んでいるのであれば、これを取得する必要が生じます。

サロンで働くためのライセンスとサロンを経営するためのライセンスとが異なるなど、幾つかに分類されているのもオーストラリアの特徴と言えるでしょう。
まだまだ美容への関心が低めの国、例えばアジアの各国であれば、こうしたライセンスがなくても働くことが可能な場所が多々あります。

事前に行きたい場所を決めるのか、それともライセンスの必要性で判断するのか、ここもしっかりと考えなければいけません。
ネイリストの求人を見つけた時には、このライセンス部分に関する記載もしっかりとチェックするようにしてください。

  ビザ取得のハードルも国によって様々

海外で働くのに必要な物といえば、就労ビザも忘れることはできないでしょう。ネイリストに限らず必要不可欠なものとなります。
これの取得のハードルが高くて、海外へと渡ることを諦めるネイリストもいるようです。
やる気とスキルだけではどうしようもない部分でもあるため、しっかりと情報を集めてから具体的にネイリストの求人を探すなどの作業に取り掛かるようにしてください。



さて、この就労ビザですが、日本人が日本以外の国で働くために取得するのは簡単ではありません。
特に、ネイリストのような職業でこれを得るのは相当難しいでしょう。

アメリカで働くことはネイリストにとって大きな夢となるはずですが、この国は外国人を容易に働かせてくれる国ではないため、ほぼほぼ無理だと思っておいてください。
可能性があるとすれば、世界的大会などで賞を獲得したり、名前を聞けば業界人であればすぐにわかるような有名ネイリストになるなどした後です。
あるいは、アメリカ国籍を持っている人物と婚姻関係となることで、向こうで働くことが可能となります。

その他の国や地域では、アメリカと同様に難しそうなのがヨーロッパ諸国
一方、オーストラリアは欧米よりもハードルが若干下がるでしょう。
アジア諸国ではさらにハードルは低く、比較的容易に働くことができるはずです。