海外で人気のネイルアートとその傾向

海外でネイリストとして働く前に、海外のネイル事情について少しだけでも頭に入れておきましょう。
ネイリストにおいて重要なのはデザインです。
そのデザインを体現するための技術も重要ですが、ネイルアートに関する知識や感性を持っていなければ、そもそも技術があっても仕方がありません。

海外で人気のネイルアートですが、これは国によって異なります。
アメリカや、イギリス、フランス、イタリアなどのヨーロッパでは、シンプルだけれども派手なカラーリングが人気です。
赤一色、緑一色といった単色系や、爪の先だけカラーを変えた、いわゆるフレンチネイルなどが王道のデザインと言えるでしょう。

ただ、日本で見られるものよりも色味が濃いのが海外の特徴で、デザインはシンプルなものの、そのカラーリングで個性を発揮する傾向が強いのです。



アジアやアフリカなどでは、欧米よりもネイルサロンを利用する人は多くはないものの、次第に人気が出てきています。
デザインとしては、よりきらびやかであったり華美なものが好まれる傾向があり、同時に使われる色数も多め。
ラメ系やゴールド系もよく取り入れられています。
また、アジアではとりわけ、日本で言うところの可愛い系のネイルアートを好む人も多く、欧米のシンプルさとは一線を画した流行があるようです。

  世界で受け入れられつつある日本のネイル

日本のネイルはとにかく細かく、そしてデザインも豊富。
流行は取り入れたいけれども個性を大事にしたい、という日本人ならではの感覚がそうさせるのでしょう。

欧米から見れば、日本のネイルデザインは、可愛いけれども子供がするものという認識を持たれていました。

しかし、それも少しずつ変化してきています。
海外の可愛い文化に興味を持つ女性が大人になり、また、セレブの間では派手で個性的なネイルが主流となりつつあるため、日本のデザインも徐々に受け入れられてきているのです。
特にアメリカでは芸術性を求める傾向が出てきているため、そこに日本人の独特の感性と技術がマッチし、日本人ネイリストが活躍できるようになってきたのでしょう。
日本人が得意な、より複雑なデザインや、具象的モチーフが施されたデザイン、スワロフスキーをつけたりなども海外で人気となってきています。

もし、海外のサロンからネイリストの求人が出ていれば、日本人独自のデザインやスキルを提示することで、採用率も上がるかもしれません。